可愛すぎる F ページ40
朝、早めに目が覚めてコーヒーを入れる。
コーヒーぐらいは入れられますからね!?粉入れてお湯入れて、牛乳入れる。これぐらい出来ますから!
『んー』
「あ、起きた?」
妊娠してからAは仕事をセーブ。といっても初期だから出来るだろ?って思われやすいんだけど、悪阻がなんせ酷くてね
『コーヒー臭い....』
「悪い、飲みたくなっちゃって」
『んー』
コーヒーの匂いまでダメになっちゃったんだもんな
「ちょっとまってて」
コーヒーに蓋をして冷蔵庫に入れた後、ソファーにうずくまってクッションを抱えているAの横に座る
「そのクッション気に入った?」
『もふもふ』
うちにあるサメのクッション。
前TVの企画で取った大物だ
「はい、ぼっしゅー」
クッションを取り上げる
『あー!かえせ〜』
と手を伸ばしてくるので、俺の後ろにクッションを回して自分で抱きしめる
『んー...コーヒーの匂いがする〜』
「ごめんねー。さっきまで作ってたから」
『深澤のばかー』
「あなたも深澤です」
『うるせー』
口が悪いな〜
「久しぶりにハグしてる気がしてる」
『寝てる間にしてるの知ってるからね』
ありゃ?バレちゃってた?笑
「起きてるのは久しぶりなんですー」
いつもは俺より先に寝ちゃってるからね。
「ごめんね」
『ん?』
「Aにばっかり辛い思いさせてるよね」
『辛くないよ』
と俺から少し離れて笑ったA
『だって、望んだのは私だよ?たつににた男の子が欲しいって』
「でも、悪阻ひどいでしょ?」
Aは首を横に振った
「ダンスもできないし....みんなとも頻繁に会えないし」
『まぁ、それはそうだけど.....』
でもまぁ、検診とかでメンバー来てもらってるか
『ねぇ、たつ』
「ん?」
『好きだよ』
.....
「なぁにそれ!かっわいい!!!」
Aを抱きしめる
『うげっ』
「いつも言わないじゃん!どったのよ!」
『言いたくなっただけ〜』
言いたくなっただけなの可愛い!!うちの奥さん可愛くないっすか!?可愛すぎて俺泣きそう!
チューしちゃお!
「俺は愛してるよ」
Aにキスする
『ん.....もっかい』
「何回でもするよ!!」
かわいい!!!
1768人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:プーリー | 作成日時:2024年3月18日 20時